インプラントの寿命は短いって評判は本当?平均寿命や延命方法を解説
インプラントの平均寿命
インプラントの素材は、腐食や虫歯が起こらないチタンやチタン合金です。被せるセラミックも、腐食することはありません。そのため、入れ歯やブリッジと比べると、長期間使用できます。
インプラントの平均寿命は10~15年と考えられていますが、20~35年とさらに長期にわたって問題が起きないケースも少なくありません。素材自体は半永久的に使用可能なため、異常がないか頻繁にチェックすることや、ケアを怠らないことが大切です。
メンテナンスでインプラントの寿命は延びる
天然歯やインプラントには、歯石や歯垢が付着します。これらによって歯周病が進行することがあるため、メンテナンスを徹底することが大切です。メンテナンスを行えば、インプラントの寿命を延ばすことができます。
インプラントの寿命を延ばすために大切なのが、自分で行うセルフケアです。ブラッシングやプラークコントロールをしっかりと行うと、歯周病の原因を取り除けます。歯科医院では、定期健診やプロの手によるメンテナンスが受けられるため、歯医者さんに相談してみてください。
インプラントの寿命後や再手術
メンテナンスを適切に行っていても、歯周病を100%防ぐのは困難です。また、顎の骨の形状変化により、噛み合わせが悪化することもあります。寿命を迎えたインプラントは、こうした原因から何らかの問題や劣化が生じています。
インプラントが寿命を迎えた場合は、一度取り外したうえで、再度インプラント治療を受けなければなりません。寿命を迎えたインプラントを放置しておくと健康な歯に悪影響が出ることも考えられるため、すぐに歯医者さんに相談しましょう。